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交換留学生として、16歳で単身渡米。カリフォルニア、アイデルワイルド芸術高校に奨学生として入学。同校創立以来初のピアノ科学生として、ジュリアード音楽院に入学、学士課程終了。マネス音楽院修士課程を終了後、渡欧。ウィーン国立音楽演劇大学大学院ポストグラデュエイトコース終了。その後再渡米、シンシナティ大学音楽院博士課程にて研鑽を積む。
2011年〜2014年、同大学ピアノ科ユージン・プリドノフ教授の助手を務め、のち同大学ピアノ非常勤講師、同大学付属学校講師として後進の指導にあたる。2017年ボストン・ニューイングランド音楽院プリカレッジピアノ・室内楽科講師に就任。 ピアニストとしてはウィーン・コンツェルトハウス、ベーゼンドルファー・ザール、ニューヨーク・リンカーンセンター、スタインウェイホールなどで演奏。
バロックから現代曲まで幅広いレパートリーを好み、2016年より毎夏招待されているアトランティック音楽祭では、アメリカ在住の著名な現代クラッシック音楽の作曲家、チェン・イー、ピエール・ジャルベール、ハンナ・ラッシュなどの作品を作曲家自身が臨席の元演奏会で演奏し、好評を得る。
アメリカ、シンガポール、日本の音楽祭や大学に招かれソロリサイタル、室内楽演奏、マスタークラス講師、オーディション審査員などを務めている。
内田光子、ロバート・レヴィン、各氏のマスタークラスを受講。これまでにユージン・プリドノフ、ペーター・エフラー、ビクター・ローゼンバウム、マーティン・キャニン、坂都茂子、各氏に師事。レニフェブランド財団奨学生。ディヒラーコンクール2位受賞。
後進の指導を積極的に行い、門下生はこれまでにジュリアード音楽院を初め全米有数の音楽大学、大学院へ合格、進学をし、数々の国際コンクールに入賞(エトリンゲンA部門3位、ショパンJeune1位など)や出場(ヴァン・クライバーン、ギーナ・バッカウワーなど)をしている。
現在ボストン、ニューイングランド音楽院附属学校ピアノ科主任。
ピアノ/シンガーソングライター
桐朋高等学校音楽科に特待生として入学し、ピアノ科を首席で卒業した後、桐朋学園大学音楽学部を経て渡仏。パリ国立高等音楽院のピアノ科および修士課程を、審査員満場一致の最優秀および首席で卒業。
数多くのコンクール歴を持ち、2012年には第8回ルーマニア国際音楽コンクールで第1位とグランプリ(最優秀賞)を受賞した。また、2015年第1回デュオ・ハヤシ・コンクールで第1位を獲得したほか、日本国内では、2006年第60回全日本学生音楽コンクール東京大会・全国大会第1位、2007年第3回PTNA福田靖子賞(第1位)受賞、2009年第33回PTNAピアノ・コンクール特級銅賞および聴衆賞を受賞した。
ヨーロッパ各地でリサイタルを開催しており、帰国後は東京を始め活躍の場を拡げている。